虫に鳥にも

読んだものと日々の記録。

うつくしい夢

 

 満開の桜で島影が色づき、晴れ渡った青い海にゆらめいている。背をむけた山にも色の濃い桜が満開で、頭上に枝を広げている。かすかに風にゆらめくが、花弁はひとつも落ちてこない。私はデジカメを構え、海と空と桜がフレームの中で最も美しくうつる位置を探している。

 

 と、いう夢をみた。夢占いで調べると「桜ははかなさの象徴。満開の桜は今がピークであることを表し、これから運気が落ちていくでしょう」的なことが書かれていたが、夢の中の桜はまったく散る様子がなかったので、悪い夢ではないと解釈した。そもそも私の現状は、夢でみた美しい情景に見合うほど調子よくはないし…。

 あれほど美しい景色が私の中にあるというだけでも気分がいい。仕事がなければ二度寝、三度寝して余韻に浸れたのに。